キャラの価値観を「どちらを選ぶか」で見つける練習
優しい、真面目、自由人。その言葉だけでは次の行動が決まらないことがあります。二つの大切なものがぶつかる場面を用意し、何を優先する人物なのかを考えてみましょう。
性格と、守りたいものを分ける
同じ穏やかな人でも、約束を守ることを重視する人と、目の前で困っている人を助けることを重視する人では選択が変わります。性格は振る舞いの傾向、価値観は選ぶときの軸として、一度分けてメモしてみます。
「真面目だから正しい行動をする」だけでは迷いがありません。「約束を破りたくないが、見捨てたくもない」と、どちらにも理由がある状態にすると、本人が決める場面を作れます。
小さな二択で人物を比べる
最初から命や世界を賭けず、日常の選択で試します。待ち合わせへ向かう途中、友人から相談の電話がかかってきたらどうするでしょう。話を聞く、あとで折り返す、待ち合わせ相手へ連絡して時間を作る、と複数の答えが考えられます。
A:待たせる相手への連絡を先にする。「約束を変えるなら説明したい」が軸。
B:まず相談を聞く。「頼られた瞬間を逃したくない」が軸。
どちらが優しいかを採点するのではなく、本人が何を心配したのかを言葉にします。第三の案を探す姿勢も、その人らしい答えになります。
選ばなかったものへの反応を足す
選択後に、何も感じないのか、後悔するのか、埋め合わせをするのかも考えます。相談を優先した人が遅刻を軽く流す場合と、待った相手にきちんと謝る場合では印象が違います。決断だけで人物を説明し切らないようにします。
価値観は常に一貫していなくても構いません。ただし例外を作るなら、「この相手だけは」「今日は余裕がないから」といった事情を自分の中で押さえます。例外が続くなら、最初の設定を見直す手がかりです。
三行のメモを、次の場面へ持っていく
「守りたいもの」「そのために諦めたもの」「あとで取る行動」の三行を書いてみましょう。たとえば、約束を守る/今すぐ相談に乗ることを断る/帰宅後にこちらから電話する、という組み合わせです。
うちの子深掘りガチャのお題も、この三行で答えると設定を行動に変えやすくなります。次は同じ人物を、時間に余裕のある日に置いてみます。状況が変わっても残る判断と、余裕によって変わる判断を比べるのが練習の目的です。